「亀戸」の名前の由来は、その昔この地が「亀ノ島」と呼ばれていたことからきているそうです。この付近には石器時代の遺跡もあり、早くから人々が住んでいたようです。やがてこの島に「亀村」という村ができ、そこの「亀ヶ井」という湧水が有名になり、そのうち「亀井戸村」と呼ばれるようになりました。そして江戸時代になると「井」がなくなり、「亀戸村」となったそうです。現在の江東区は海に面し、埋め立地も多くありますが、ここ「亀戸」は昔から陸地だったようです。
亀戸の街を歩くと商店街の賑わいが目につきます。この街では、明治通りは「亀戸十三間通り商店街」、蔵前橋通りは「亀戸天神通り商店街」とも呼ばれ、昔から愛されてきた商店が軒を連ねています。特に「亀戸十三間通り商店街」は、日曜日や祝日になると歩行者天国になり、さらに賑わいを見せています。
「亀戸」には亀戸七福神の寺社があります。延命長寿の常光寺、芸道富有弁財天の東覚寺を始め、恵比寿天、大黒天、毘沙門天、福禄寿、布袋尊の神様が祀られているお寺は、歩いて1時間半程で七福神巡りができます。さらに亀戸には、学問の神様「藤原道真公」が祀られた天満宮「亀戸天神社」もあります。受験シーズンには、多くの受験生が絵馬を奉納する姿が境内に溢れています。
亀戸駅直結の駅ビル「アトレ亀戸」には、スーパー、有名和・洋菓子店、雑貨、ファッション、書籍文具、レストランなど、快適で上質なショップがラインナップされています。駅前には、他にも大小様々な商業施設があり、日々の暮らしに便利な街です。また、駅前にはバスターミナルも設置され、多くの人々で賑わっています。
〈マントミパークハウス〉に隣接する亀戸中央公園は、約103,000m²の広大な都立公園です。豊かな緑に包まれた公園内には、スポーツセンターやアスレチック施設、テニスコートなどの多目的球技広場、人口池などがあり、地域の憩いのエリアになっています。朝の散歩やジョギングなど、素敵な時間を過ごせそうです。また、「亀戸中央公園」の横には旧中川が流れていて「旧中川水辺公園」として整備されています。遠くには「東京スカイツリー」も見え、約170本の桜が植栽されたお花見スポットにもなっています。遊歩道もあり、こちらもウォーキングや散歩コースにはもってこいのスポットです。